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パンクしないタイヤのメリット・デメリット

先日の4月4日、ホームセンター大手のカインズ(埼玉県本庄市)が、タイヤがパンクしない自転車「キラリパンクしない自転車」シリーズ4車種全てを回収すると発表しました。

 

走っている際にタイヤが車輪から外れたりする事故が発生。事故件数は2件(1400台販売)らしいが、なかなか早めの対応だったのではないかと個人的には思います。

 

パンクしないタイヤって空気もいれなくていいし、ずっと乗れる、すごい~と思っている方も少なからずいると思いますが、実はそうではありません。

 

自転車通勤歴10年以上、パンクしないタイヤを使用して長い経験をもつ私が、パンクレスタイヤのメリット・デメリットを述べたいと思います。

 

パンクレスタイヤとは何か?

 

 パンクレスタイヤとは、一言でいえば、オールゴムタイヤである。一般的なタイヤは、空気をいれるチューブが中に入っているのに対して、パンクレスタイヤは中身もゴム(ウレタンなど)のタイヤである。

 

パンクレスタイヤのメリット

〇 一番のメリットは当然、「パンクしないこと

通勤や通学で自転車に乗っている人ならわかると思いますが、道中パンクするのが本当にキツイ。帰りならともかく、行きでパンクすると、もう大変。パンクしてもとりあえず、遅刻を回避するために、そのままペダルをこぎ続けた経験があるひとは少なくないはず。

そういった心配をしなくていいということで、パンクレスタイヤにしているひとが多いと思います。

 

〇 他にメリットを挙げるならば、「頻繁に空気を入れなくていい」ということでしょうか

普通のチュープ型タイヤだと、1週間に1回程度、空気圧をチェックし空気を入れる必要があります。その手間がかかりません。面倒がりな私は随分助かってます。

 

パンクレスタイヤのデメリット

〇 一つは事故の原因ともなる「タイヤ外れ」が起こることです。

これは、長い間乗っていると必ずといっていいほど起こります。それは、どんなにタイヤが車輪にフィットしていても、タイヤのゴム自体が、使用により摩耗したり、経年劣化することにより隙間が生じ、何かのキッカケで車輪からタイヤがズレてしまいます。

特に雨の日などは、隙間に水分が入り込み、カーブや段差の衝撃で外れやすいです。ほぼ毎日、1~2時間乗っていれば、一年以内に高い確率で起こると思います。

タイヤが外れると、タイヤがひっかかり車輪が回らなくなるということもあります。その場で修理や応急処置ができない場合、車輪が回らない自転車を引きずって移動しなければなりません。

私も、初めてタイヤが外れた時は工具を自転車に積んでいなかったので、家まで引きずって帰った経験があります。

雨の日でした・・通常なら自転車で40分の距離を2時間30分かかりました・・車輪の回らない自転車は予想以上に重かった・・次の日筋肉痛になりました・・

少なくとも応急処置ができるくらいの工具は積んでおくことをオススメします。

 

 〇 二つ目は、「重い」ということです。

従来のタイヤが、中がチューブで、ほとんどが空気なのに対して、中身がゴムなのでペダルを漕ぐときの力が必要となります。

タイヤの重さの差は1Kgもないはずなのに体感的にはかなり重量感が増します。体調が悪い時や、疲労困憊状態だと、より実感できるでしょう。

 

〇 三つ目は、「衝撃が吸収されない」という点です。

 中身がゴムなので、段差や走行時の衝撃がダイレクトに伝わります。なれると気にはなくなりますが、衝撃によりストレスは蓄積します。

最近では、中身が特殊高分子ポリマーを使用し、軽量化・空洞化させたタイヤなども出てきていますが、従来の空気をいれるタイプのタイヤと比較するとまだまだといったのが現状です。

 

まとめ

パンクレスタイヤには、メリット・デメリットがそれぞれあります。メリットがデメリットより大きいと感じる人は一度替えてみるのもいいかもしれません。

ちなみに、私は、前輪は従来の空気タイヤ、後輪をパンクレスタイヤにしています。

前輪は意外とパンクしにくいです。私は、週5~6日、1日1時間30分を10数年自転車に乗ってきましたが、前輪がパンクしたのは1回だけです。

逆に、後輪は従来のタイヤだと三カ月に一回はパンクしました。

なので、それぞれのタイヤのメリットデメリットを考慮してバランスをとってハイブリッド使用をしています。

 

パンクレスタイヤも劣化がひどくなれば交換しなければなりません。パンクレスタイヤの交換は、従来のタイヤに比べてかなりの手間がかかるので十分理解したうえで使用してください。

ただ、自分で交換やメンテナンスができるのであれば、パンクレスタイヤはいい感じでつかうことができると思います。