「つとっこ」は、埼玉県の秩父地域の伝承料理で、ちまきに似ているが、栃(とち)の葉でもち米や小豆、きび(黍)をつつんで蒸します。
5月の端午の節句には、各家庭でつくられ、また、農家では忙しくなる農繁期のために保存食として作り置きがされました。
また、戦国時代には武士が戦場において栃の葉で穀物を包み、火で蒸して仕上げ携帯食料としても重要な役割を果していました。
ちなみに、長野県の「つとっこ」は、藁で包まれた渋柿をさし、名前はいっしょですが、別物です。
「つとっこ」は、埼玉県の秩父地域の伝承料理で、ちまきに似ているが、栃(とち)の葉でもち米や小豆、きび(黍)をつつんで蒸します。
5月の端午の節句には、各家庭でつくられ、また、農家では忙しくなる農繁期のために保存食として作り置きがされました。
また、戦国時代には武士が戦場において栃の葉で穀物を包み、火で蒸して仕上げ携帯食料としても重要な役割を果していました。
ちなみに、長野県の「つとっこ」は、藁で包まれた渋柿をさし、名前はいっしょですが、別物です。