【都道府県クイズ】第274回(問題&解説)2020年2月28日

 


解説


今回は、「兵庫県」に関する問題です。 

甲子園球場建設時、地元の土は白砂(白砂青松)で、ボールが見えにくい状態だったので、黒土を合わせることになり、試行錯誤の結果、淡路島の土がブレンドされました。

当時の担当者は、グラウンドを走ったり、すべりこんだりして土の硬さや色目を実験しました。

現在では、黒土は、岡山県日本原・三重県鈴鹿市・鹿児島県鹿屋・大分県大野郡三重町・鳥取県大山などの土をブレンドして使っていて、白砂については、球場近くの甲子園浜及び香櫨園浜社有地や瀬戸内海の砂浜、中国福建省の砂などが使用されています。

季節の雨量と陽射しを考慮して春には砂を多く、夏には黒土を多くし、グラウンドを調整しているようです。

例)春 黒土:白砂=4:6

  夏 黒土:白砂=6:4

くらいだそうです。