解説
今回は、「岐阜県」に関する問題です。
朴葉味噌(ほうばみそ)は岐阜県の飛騨高山地方に伝わる郷土料理です。味噌に薬味や山菜を混ぜ朴の葉っぱの上で焼いた料理です。朴葉味噌とよばれる名前の由来は、朴(ほう)の葉の上に味噌をのせ、火を通して焼いて食べることから。
朴葉は飛騨高山地方ではたくさん収穫でき、丈夫な葉は芳香があり、殺菌作用があります。さらに大きく丈夫な為、食器代わりに食物を盛るのに用いられてきました。6世紀の王塚古墳の発掘時には、玄室の杯にホオノキの葉が敷かれていたのが見つかりました。
ホオノキ(朴の木)は、モクレン科の落葉高木で、大きくなる木で、樹高30 m、直径1 m以上になるものもあります。