【都道府県クイズ】第304回(問題&解説)2020年3月29日

 


解説


今回は、「福島県」に関する問題です。

 「若松城」は、福島県会津若松市追手町にあった日本の城です。地元では鶴ヶ城(つるがじょう)と呼ばれていますが、同名の城が他にあるため、地元以外では会津若松城と呼ばれることが多いようです。国の史跡としては、「若松城跡」の名称で指定されています。 

1868年(慶応4年)、戊辰戦争の戦闘の一つである会津戦争にて、会津勢の立て篭もる若松城は新政府軍に包囲され砲撃を受けました。1か月の間持ちこたえたが、降伏し開城しました。

幕末の会津藩が組織した部隊には、玄武隊、朱雀隊、青龍隊、白虎隊などがあり、「白虎隊(びゃっこたい)」は、会津戦争に際して会津藩が組織した16歳から17歳の武家の男子によって構成された部隊です。(中には志願して15歳で出陣した者、幼少組として13歳の少年などもいました)。 白虎隊(16~17歳)、朱雀隊(18~35歳)、青龍隊(36~49歳)、玄武隊(50歳以上)。

慶応4年8月23日(1868年10月8日)、白虎隊士中二番隊の少年20人が、敵に捕らえて生き恥を重ねより、士中(上級武士)らしくここで自刃しようという結論に至り、飯盛山で自刃しました。これは会津戦争を象徴する悲劇の一つとして広く知られます。