気になったニュース覚え書き(2021年1月5日)

f:id:manten3:20210131225901j:plain

水素開発でEU60兆円

オランダ北部で石油メジャーの英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルが中核となる欧州最大級の水素事業「NortH2(ノースH2)」。

2030年までに最大400万キロワットの洋上風力発電所を整備しその電力で海水を電気分解して水素を生み出す。

水素は製法別に色分けされ、化石燃料から取り出す「グレー」、製造過程で生じる二酸化炭素(CO2)を回収する「ブルー」、再生エネで水を電気分解するカーボンゼロの「グリーン」。

ノースH2は洋上風力でグリーン水素を作り、40年に800万~1千万トンのCO2排出を削減する。

製造コストは、先行する欧州でもグリーン水素を1キログラム生み出すのに6ドル(約620円)程度、日本では流通価格(1キログラム当たり約1100円)。

社会貢献債、金融庁が今夏に指針

金融庁は日本独自の社会課題や産業特性などを考慮した「ソーシャルボンド指針」を策定する方針。

ソーシャルボンドはインフラのバリアフリー化や教育、医療など社会課題の解決につながる事業向けに発行する債券。

新型コロナウイルス感染症の対策に資金を充てるコロナ債もソーシャルボンドの一種。

環境分野に使途を絞ったグリーンボンド(環境債)などとあわせてSDGs債と呼ばれる。

発行基準を巡っては、国際資本市場協会(ICMA)が2018年に世界標準の「ソーシャルボンド原則」を定めた。

コロナ債の発行増を受けて世界のソーシャルボンドの発行は2020年に1368億ドル(約14兆円)2019年の約8倍。

国内でも20年1~9月の発行額が6480億円となり3割増。

国内での発行の過半は独立行政法人などが出す財投機関債が占め、民間企業などの社債の発行は3割程度。

民間ではANAホールディングスが2019年5月に初めて発行し、空港設備のバリアフリー化などに充てた。

サウジアラビアがカタール国境開放

サウジアラビアは隣国カタールと、2017年6月の断交とともに導入した陸、海、空路の閉鎖を解除。

サウジは同国北西部で5日、湾岸アラブ国で構成する湾岸協力会議(GCC)首脳会議を主催しカタールの代表も参加する見通し。

米国にとってはサウジもカタールも重要な同盟国。

対立するイランへの軍事的経済的な包囲網。

カタールは22年にサッカーワールドカップ(W杯)を開く予定。