気になったニュース覚え書き(2021年3月24日)

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中国船舶集団、国主導で民間船受注で世界一

中国国有の造船最大手、中国船舶集団(CSSC)が2020年に民間船の新規受注量でシェア2割強を握り、世界首位。

最大の要因は国の買い支えで、中国は「海洋強国」構想の実現に向けて軍艦でもCSSCに優先発注。

世界の新造船受注量(民間船、20年)は3336万総トンと19年比で24%減、2年連続のマイナス。

中国の受注量は世界の約44%、4年ぶりに世界首位、減少幅は1.5%、2位に転落した韓国(32%)や日本(53%)より小さい。

CSSCは国内首位の中国船舶工業集団(旧CSSC)と、同2位の中国船舶重工集団(CSIC)が19年11月に経営統合して誕生。

CSSCが船を建造後、国有銀行系列などのリース会社が船を購入・保有して国内外の船主に貸す仕組み

中国海軍が保有する軍用艦は20年が360隻と15年比で41%増、2030年にさらに425隻に増やす見通し。

同国初となる国産空母の建造で実績、3隻目の空母も建造中。

CSSCの20年12月期の利潤総額(純利益+所得税)は200億元(約3300億円)と前の期比で39%増。

2019年度の売上高をみると、CSSCは3800億元(約6兆3400億円)、韓国最大手の韓国造船海洋(約1兆4600億円)、日本首位の今治造船(約3800億円)。

塩ビ樹脂3年ぶり上昇

建設資材や日用品などに使う塩化ビニール樹脂の国内取引価格が4月から3年ぶりに上昇。原料のナフサ(粗製ガソリン)やエチレンの値上がりが理由。

東京地区の需要家渡しの価格は1キロ175~187円、前月に比べ12円(7%程度)上昇。

基礎化学品のエチレンと塩素を原料につくる塩ビを巡っては、信越化学工業や大洋塩ビ(東京・港)など国内各社が1月以降、1キロ12~15円の値上げ。

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