【つぶやき】パナソニックがオワコンすぎて、松下幸之助さんいたら発狂するわ。

テレ東BIZで、「日本企業そして日本経済の反転攻勢のヒントを探る」というコンセプトで「テレ東経済WEEK」が先日スタートした。

パナソニックが最初に取り上げられ特集されていたのだが、動画をみて思わずふいてしまいそうになった。

約8000億円で買収した米ソフトウエア大手のブルーヨンダー・ホールディングを活用して、製造から消費者までのトータルソリューションを構築し、サブスク形式で利益を得る・・といった内容が、改革のキーパーソンである樋口泰行専務のインタビューで語られていた。

その中で実際の取り組みが紹介されていたのだが、これがあまりにもヒドイ、ヒドすぎる内容だった。

パナソニックの自社倉庫の例が挙げられていたのだが、やっていることがセンサーを倉庫にあらゆるところに設置して、人の動きを分析させ、効率よく働かるというものだ。

「ん??」

昼飯を食いながら視聴していたのだが、思わず口が止まった。

人の動きを分析してAmazonのようにロボットにやらせるのではなく、人をロボットのように働かせるのがパナソニックの目的なのである。

今のこのご時世にロボットによる自動化による工程圧縮ではなく、人をロボット化するトンデモ案をやっている時点で、本当にズレてるなあと感じざるを得ない。

確かに、ロボットを導入するよりも人を馬車馬のように使う方がイニシャルコストは、低いかもしれない。だが、長期的に考えれば先が無いのは明白である。

世界の流れから周回遅れ・・というか3周遅れの上、方向もドンデモない方向を向いているのが恐ろしい。

パナソニックは100年続いた、そしてこれから100年も続けたい・・と語られていたがかなり厳しいのではないかと思う。