「しょうゆ豆」とは?

「しょうゆ豆」は、煎ったそら豆をしょうゆ・砂糖・唐辛子・みりんなどでつくったタレに漬け込んで味付けした香川県で昔から各家庭で作られている郷土料理です。

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香川県は雨が少なく、乾燥した土地柄で乾田が多く、田では昔から裏作にそら豆を栽培してきました。それゆえ、そら豆を使ったしょうゆ豆は、農家行事や集落の行事の時などでなくてはならない一品として親しまれてきました。現在でも、おかずや酒の肴として広く県民に好まれています。

「しょうゆ豆」は、いわゆる普通の「煮豆」と違い、はじめに煎る為、軽く噛むと口の中でポロッとくだける歯ごたえがあるという特徴があります。