【都道府県クイズ】第268回(問題&解説)2020年2月22日

 


解説


橋牟礼川遺跡(はしむれがわいせき)は、鹿児島県指宿市十二町にある、縄文時代から平安時代にかけての重層遺跡。それまで明確でなかった縄文時代と弥生時代以降の存続時代の関係性が1942年に初めて学術的に証明された遺跡である。

縄文式土器、弥生式土器それぞれの土器が発見された地層は、約7300年前に鬼界カルデラを起源とするアカホヤ火山灰層によって区切られており、下部に縄文式、上部に弥生式が埋まっていたことから、時代の順序が明らかになったのである。