【都道府県クイズ】第297回(問題&解説)2020年3月22日

 


解説


今回は、「千葉県」に関する問題です。 

「犬吠埼(いぬぼうさき)」は、関東平野最東端に位置する千葉県銚子市の太平洋に突出する岬です。犬吠埼は、高地・離島を除き日本で一番早く初日の出を見ることができます。

日本の最東端は北海道根室市の納沙布岬ですが、地軸の傾きにより、冬季(元日前後の10日間)に限っては、銚子市の犬吠埼が一番早く初日の出を見ることができます。

富士山のような高地や離島を除く日本国内で、元旦の初日の出が一番早く(午前6時46分)拝める場所として知られています。その為、各テレビ局での元旦早朝の初日の出中継では、犬吠埼から生中継を行うことも多いようです。

【都道府県クイズ】第296回(問題&解説)2020年3月21日

 


解説


今回は、「青森県」に関する問題です。 

「久六島(きゅうろくじま)」は、青森県の最西端、深浦町舮作(へなし)漁港より西方、約30キロメートル沖の日本海上にあり、「上の島(かみのしま)」、「下の島(しものしま)」、「ジブの島」の三つの岩礁からなる無人島です。

周辺海域は日本海屈指の好漁場だったため、明治時代より所属と漁業権をめぐって青森県と秋田県が争い、どこの県にも属さない状況が続いていました。1953年に青森県に編入されるとともに、秋田県に入会漁業権が認められることで係争は決着しました。現在、行政上は青森県西津軽郡深浦町に属しています。

【都道府県クイズ】第295回(問題&解説)2020年3月20日

【ニコニコ動画で視聴する】

【YouTubeで視聴する】https://youtu.be/bUVjGvpjhFs

 


解説


今回は、「兵庫県」に関する問題です。 

「ぼっかけうどん」は、牛スジ肉とこんにゃくを出汁で煮込んだ神戸市長田区発祥のうどんです。語源は、「ぶっかける」という意味から来ているという説が有力です。

牛スジのコリコリとした食感が、コシのあるうどんと非常に相性が良く、煮込む出汁はお店により様々で、甘辛く煮たり、あっさりだったりします。

【都道府県クイズ】第294回(問題&解説)2020年3月19日

 


解説


今回は、「山口県」に関する問題です。 

「吉田松陰」は、【長門国(ながとのくに):現在の山口県下関市、萩市、長門市、美祢市、山陽小野田市および阿武郡・山口市・宇部市の一部にあたる】の生まれの日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者です。

私塾「松下村塾」で、のちの明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えました。ちなみに、「松下村塾」を開いたのは、吉田松陰の叔父、玉木文之進です。

吉田松陰は松下村塾の塾生に「何時も情報を収集し将来の判断材料にせよ」と説いていました。

「飛耳長目(ひじちょうもく)」とは、物事の観察に鋭敏で、見聞が広く精通し、観察力や情報の収集力があり、物事に通じていることの意味。「飛耳」は遠くのことを聞くことができる耳で「長目」は遠くまでよく見通す目から。出典:中国の春秋戦国~前漢頃の思想書【管子:「九守」】

【都道府県クイズ】第293回(問題&解説)2020年3月18日

 


解説


今回は、「和歌山県」に関する問題です。 
日本三古湯(にほんさんことう)とは、日本で古くからの歴史がある温泉のことであり、2つの選ばれ方がある。

①日本書紀、風土記などに基づく日本三古湯

道後温泉(愛媛県)、有馬温泉(兵庫県)、白浜温泉(和歌山県)

三古湯が紹介される場合は一般的にこの三古湯です。

②延喜式神名帳に基づく三古湯 

道後温泉(愛媛県)、有馬温泉(兵庫県)、いわき湯本温泉(福島県)

「有馬温泉」は日本書紀で西暦631年に滞在したという記述が残っています。大化の改新があった飛鳥時代には存在が確認されている日本最古の温泉で、天皇や公家、大名など古くより数々の歴史上人物が訪れていると言われています。

「道後温泉」は、三千年の歴史を誇る松山市の温泉です。万葉集や日本書紀にも登場し、聖徳太子や天智天皇、天武天皇も湯に入りに来たと言われています。道後温泉本館には皇族専用の浴室もある上、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台ともなりました。映画「千と千尋の神隠し」のイメージとされたことでも知られています。

「白浜温泉」は、源泉の数は170以上という温泉資源に恵まれた土地にあります。大正時代に紀州徳川家15代当主の徳川頼倫が訪れた洞窟風呂があります。「帰るのを忘れるほど」と称したため、「忘帰洞」と名付けられました。熱海温泉や別府温泉と並んで「日本三大温泉」と言われています。

【都道府県クイズ】第292回(問題&解説)2020年3月17日

 


解説


今回は、「岩手県」に関する問題です。

 「盛岡さんさ踊り」は、岩手県盛岡市にて毎年8月1日から4日にかけて行われる祭りです。藩政時代から盛岡市近郊各地で行われていた伝統的な様々な「さんさ踊り」を統合して、観光イベント化して1978年から開催を継続しているのが現在の「盛岡さんさ踊り」です。 

現在では、東北5大祭り(盛岡さんさ踊り。青森ねぶた祭り、秋田竿燈祭り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり)のひとつとして認識されています。

 「さんさ踊り」の由来は、藩政時代の三ツ石伝説に由来しているといわれています。
その昔、南部盛岡城下に羅刹(らせつ)という鬼が現れ、悪さをして暴れていました。困り果てた里人たちは、三ツ石神社の神様に悪鬼の退治を祈願しました。
その願いを聞き入れた神様は悪鬼をとらえ、二度と悪さをしないよう誓いの証として、境内の大きな三ツ石に鬼の手形を押させました。(岩に手形…これが"岩手"の名の由来だとも言われています。)
鬼の退散を喜んだ里人たちが、三ツ石のまわりを「さんささんさ」と踊ったのが"さんさ踊り"の始まりだと言われています。

2014年には「和太鼓同時演奏の世界記録」としてギネス認定されています。

盛岡さんさ踊り30周年を記念し、2007年6月10日盛岡競馬場オーロパークにて記録会を行われ、ギネス世界記録の「Largest Japanese Drum Ensemble」(最も多い数の和太鼓の演奏)の挑戦において、記録申請人数は2,571名。2007年6月10日午後7時15分に世界記録を達成し、ギネス・ワールド・レコーズ社から正式に認定されました。

この記録は2011年の熊本市が開催したイベントでの2,778人の記録に抜かれたが、盛岡さんさ踊りが2014年6月29日に岩手県営運動公園陸上競技場で3,437人の記録を打ち立て、再度ギネス・ワールド・レコーズ社から「Largest Japanese Drum Ensemble」に認定されました。 

【都道府県クイズ】第291回(問題&解説)2020年3月16日

 


解説


今回は、「宮崎県」に関する問題です。 

「生目神社(いきめじんじゃ)」は、もともとは生目八幡宮という名前でしたが、明治維新の際に名を改めました。古くから「日向の眼の神様」として眼病にご利益があるとされ、信仰されています。

主祭神にホンダワケノミコト(応神天皇)と藤原景清(かげきよ)を祀っており、一説にはこの景清の伝説が生目神社という名前の起源になったとされています。

平家の勇猛な武将であった景清が、敵である源氏に捕まったとき、源氏の総大将・源頼朝にその武勇を惜しまれ宮崎へと赴任を命じられました。しかし、仇である源氏の繁栄を見たくないと、自らの両の眼をえぐって空に放り投げ捨てたという故事にちなんだものとされています。投げ捨てた目が引っ掛かったという「目掛けの松」が境内にあります。

「生目神社大祭」の祭り期間は旧暦の1月15日から3日間で、大祭では、生目神楽が奉納され、参拝客には「亀井山」の地下水をくみ上げた目洗い用の神水が配られます。