「べろべろ餅」は、山形県鶴岡市温海地域に伝わる郷土食で、 もち米ではなくうるち米で作られた棒状のもちです。つきたての米を専用の機械に入れると、「べろべろ~」とひも状に出てくることから、その名が付いたといわれています。
ちぎって鍋などに入れるとすぐにやわらかくなることから、マタギが狩猟で山ごもりするときの保存食として持ち歩いたそうです。やわらかくなったあとに煮崩れしないのも特徴の一つで、お鍋の具としておすすめです。
他にもおしるこにいれたり、また、べろべろ餅にはあらかじめ少し塩味がついているのでそのまま焼いて食べても美味しいそうです。